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鶴橋風月焼きそば

日清が鶴橋風月のブランドを冠して販売中のカップ焼きそば。

鶴橋風月って、あちこちのショッピングセンターなどにフランチャイズで派手に出店していて、大阪以外の人に「鶴橋風月って大阪の名店なんでしょう?」と聞かれるが、そんな話聞いたことがない。いや、本店は昔からあった店だが、現在の会社に経営権を取得されるまで、大阪の味、なんて、気負った商売をしていなかったことは確実である。そもそも鶴橋で名店といえばまず焼肉の鶴一を紹介せ(ry

長くなるので話を元に戻すが、こういう昔からやっていましたというイメージだけつかったフランチャイズ商法には好意的になれない。でも千房グループには抵抗無く食べに行くのである。結局自分の知らないものが出てきているという感覚の問題か。しかしかような訳で、この焼きそばについても好意的な目で見ていなかった。が、なんのなんの、結構イケるのである。

一言で特徴を述べると、かなりの太麺である。手元のものさしで測ると、幅が3mmもある。見た目の雰囲気はカップ麺ではなく袋麺の麺である。なので熱湯を入れて5分かかる。5分もかけると周囲がふにゃふにゃになると思うのだが、この麺にはそういう感じはあまりなく、腰のある麺に仕上がっている。フライ麺だから実現できたのかもしれない。ソースの味は「甘辛ソース」という触れ込みだが、甘さが正面に出ない、なかなかまっとうな味に思える。なお、蓋の説明書きには、お湯で5分の間、ソースの袋を上に載せてあたためるという、カップメンラーには常識的とも思われる注意書きがわざわざ書かれている。これからソースにかなり脂質が含まれることが予想されるが、実際、暖める前には袋は堅めなのだが、暖めて封を切るとソースに加えて分離した透明の油が確認できる。栄養成分表で脂質が多い理由には、フライ麺に加えてソースもあるのではなかろうか。

提携ブランドには多少辛口であっても、この焼きそばは高く評価せざるを得ない。なお、太麺だから仕方ないが重量が130gもあるフライ麺であること、脂質が多いことから、カロリーも高めである・・・


エネルギー 725kcal
蛋白質 15.0g, 脂質 29.0g, 炭水化物 101.2g, ナトリウム 2.5g, ビタミンB1 0.60mg, ビタミンB2 0.80mg, カルシウム 242mg
(食塩相当量 6.4g)

価格
205円(税別)(希望小売価格)
メーカー
日清食品
年(代)
2006年9月発売,2010年8月2日リニューアル
地域
近畿地区限定発売