free flyer。の関心空間キーワード

関心空間のサービス終了に伴い、キーワードを移行してきました。更新できるかはわかりませんので、取りあえず物置でしょうか...

GyazMail

GyazMailは、Cocoaで書かれたMacOS X用のメールクライアント

#すみません、蔵出しキーワードなので、以下のことは7年前に考えたことですが、今でもGyazMail愛用しています。

Eudora 4.0-J for Macが動作不安定になり(これはMacOSX10.4の一時期にあったRosettaの不具合が原因でその後直った)、すでにアップデートが出ないことが分かっているEudoraがそこそこ動くうちに他のソフトを試してどれかに乗り換えようと思った。数ヶ月の吟味の後に選んだのが、GyazMail。

比較したのは、他に、AppleMail(この時はTiger)、Thunderbird2、Entourage


Apple Mailの利点
・標準でついてきて、アドレスブックなど他のApple製のソフトとの連携も
 いちばん早く実現できる。ユーザも多い。
・OSのアップデートに一番早く対応する。
・Spotlightでも検索できる。
・スマートメールボックス機能がある。(MacOSのスマートフォルダとかと
 同じような概念)
欠点
・OSのアップデートの時にときどきトラブルがある...

Thunderbirdの利点
オープンソースで開発しているが、ユーザが多いので、安定しており、
 セキュリティ対策のアップデートも非常に早い。(というのが2009年当時)
プラグインを開発している人も多いので、機能拡張ができ、Thunderbird
 アップデートの際にも互換性の警告などが出る。
欠点
オープンソースものに割とあることですが、ドキュメントが不親切。とは
 言え、メールソフトの設定はどのソフトでもあんまり差がないので、
 困りませんが。

GyazMailの利点
・他のソフトのように、1メールボックス1ファイルではなく、1メール
 1ファイルで保存されている(メールボックスはフォルダで実現)ので、
 原理的にメールボックスファイルが壊れることはない。内部データ
 ベースが壊れることはあるかもしれませんが。
Eudoraの様な今読んでいるメールに対するフィルタ機能(GyazMailでは
 ルールと呼びます。)がある。
・有料だが非常に安い。
欠点
・Spotlight非対応。

# この下書きを書いてから7年経って、電子メールの位置付けも随分変わったし、従来型のメールクライアントはもう出てこないのかもしれない、なんて思ったりします。私はいまでもGyazMailが手になじんでいて、これなしでは仕事になりません。