ニッチン レンジごんぶと 焼きうどん醤油味

インスタントめん製品メーカーの王者、日清は、数年来、レンジで作る麺製品を販売中である。チキンラーメンやカップヌードルなどの麺の巨人に比べると、細々とした認知度ではあるが、それでも、日清ならぬ「ニッチン」というベタな（誉め言葉です！）ブランドを掲げて続けているのは、全く新しい形の即席麺を研究開発しなければという考えからなのであろう。

本日の昼食は、ニッチンシリーズのごんぶとである。パッケージを開けたところ、生麺の袋の他に、かやく調理品（レトルトである）、液体調味料、液体ソース、かつおぶし、と計５袋が入っていて、思わず剥がした蓋をもう一度読み直すことになる。

この中では、液体調味料が電子レンジ調理のキモなのではないかと思う。麺全体にまんべんなくかけるかけることが求められている。水は要らない。もちろんお湯も要らない。かつおぶし以外の全てを載せ、電子レンジの時間は３分程度、できあがれば、最後にかつおぶしで焼きうどんのできあがりである。

お湯なしで、電子レンジだけでここまでできるのは、凄いことだと思う。そういえばインスタントの焼きそばは普通にあるのに、焼きうどんはほとんどみかけない（実は日清にはあるが売っているのを見たことがない）。ただ、内容の袋が多く、なんとなく手間がかかるような印象があった。

ニッチン食堂の他の製品には水を入れて電子レンジ調理をするものもあるが、これは水・お湯は要らない。電子レンジだけで調理をすることのメリットは何だろうか。お湯が沸くのを待たなくても良い。お湯がもらえないコンビニのイートインスペースでも食べられる（お湯がもらえることが多いが）。災害地でお湯はないが電気だけは来ていて電子レンジが使える場合・・・


エネルギー 304kcal, 蛋白質 7.8g, 脂質 4.6g, 炭水化物 57.9g, Na 1.6g（食塩相当量 4.1g）

価格

215円（税別）（希望小売価格）

発売元

日清食品

年(代)

2010年3月発売