東への鉄路―近鉄創世記〈下〉
いよいよ参宮急行電鉄を設立し、宇治山田までの新路線を建設する大軌。青山トンネルなどの難工事だけでなく、137キロを１時間５０分で走破し、10キロ以上も連続する最大33.3パーミルを安全に上り下りしないといけない車両のために、初めて作る電車用国産モーター、電気ブレーキなどの新規開発など、多くの難題が立ちはだかる。そしてさらにその次、東へ行くためには伊勢から名古屋に出ねばならないが、延伸計画に立ちはだかる、競争相手・伊勢電鉄...。技術者達の苦闘と奔走する経営陣が現在の近鉄の姿を築く物語の後半です。
「三重を舞台にした伊勢電鉄との熾烈な競争を経て、伊勢、名古屋への道を拓いた近鉄。戦前から戦後にかけて、飛躍への舞台裏を綿密な調査で描く。」（帯より）
- 商品名
- 東への鉄路―近鉄創世記〈下〉
- 価格
- ¥1,785
- 著者
- 木本 正次
- 出版社
- 学陽書房
- 発売日
- 2001-11
- URL
- http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4313830707/kanshin-1-22/ref=nosim
