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関心空間のサービス終了に伴い、キーワードを移行してきました。更新できるかはわかりませんので、取りあえず物置でしょうか...

LANDISK Home HDL4-G2.0/M

2007年末、自宅用に奮発してネットワーク接続HDDを買ってしまいました。
HDD 500GB×4本、RAID5対応(この時使用可能容量は1.5TB)、Gigabit network対応、Macの日本語ファイル名対応、DLNAサーバ機能、iTunesサーバ機能、デジカメファイルのコピー機能、UPS(無停電電源)対応可能、などなど。DLNAとは、DLNAクライアント機能があるテレビで動画を見ることができる機能です。
とにかく高機能、そしてサイズが小さい。
型番に/Mとあるのは、Mac用のバックアップソフトが付いているためで、それ外の仕様は/M無しのものと全く同じと思います(詳細未確認)。

購入の時に比較したのはBuffaloのHS-DHTGL/R5シリーズ(TeraStation Living)ですが、甲乙付け難かったです。Macの日本語ファイル名問題もIOデータよりは遅れたもののどちらのメーカの製品でも今では解決済みですし。LANDISK Homeに決めた理由は結局サイズの問題でした。(LANDISK Home W121×H195×D126.5mm 対 TeraStation Living W170×H235×D310mm)

何に使うためにネットワークHDDを買うかは人によってそれぞれで、そのため最適な機種も様々だと思います。以下は個人的事情。

私の目的
1)とにかく大きな容量のHDDが欲しかった。
 250Gとか500GのUSBやFireWire接続の(パソコン直結型)HDDがたくさんあっても、どのHDDに何が入っているか混乱してしまって面倒。目的別に分けても結局そのルールを守ることができなかったり(それは自分の整理能力に大きな問題があるのだが...)。実効容量で1TBは欲しい。
2)RAIDのHDDが欲しかった。
 ディスクは必ず壊れるもの。大きい容量でファイルを集中させるためには、ディスクがクラッシュしてもファイルが失われない様に、何らかの手段が必要。一番手軽なのはRAIDでしょう。一般の人でも扱える様にRAIDのディスク交換→再構築も簡単になっています。
3)DLNAサーバ機能
 HDDレコーダーの空き容量がもうほとんどない。取ったデータをDVDディスクに焼いても良いのだが、それを保管してもたぶん見ないし探すのも大変。自分のものだったら変換してHDD内に入れておけば良いが、実は自分はテレビを見る暇も無く、ほとんどのコンテンツは家族のもの。自分の親以上の年代ではパソコンに保存したファイルを探して見るのは現状では無理。やっぱりリモコン片手にテレビで見るものでしょう。テレビに繋ぐDLNAクライアントと組み合わせて、簡単に使えるようにしよう、という目論見です。

おおよそのネットワークのセッティングが終了、ファームウェアのアップデートもやった。
アクセスが長時間無い場合にはHDDを止める機能を有効にしたが、動かす時にHDDを1台ずつまわすようで、復帰に少し時間がかかります。家庭用なのでまあこんなものでしょう。
アクティブリペア機能があるので、定期的にかければ、壊れる前にRAIDの不整合を発見することができる(はずです)。この2テラモデルでは、データを入れていない使用開始直後の状態で、アクティブリペアに2時間15分かかりました。
あとはDLNAクライアントとの相性の問題ですが、DLNAを扱うのははじめてなので、やってみないとわからないですね。

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アクティブリペア機能について
ファームウェアver 1.12(2008/2/9)に更新すると、週1回日曜日の午前2時からアクティブリペアを行ってRAID情報の不整合を検証する設定がデフォルトになりました。RAIDの恐ろしい点は、いざ壊れたディスクを交換した際に、通常利用では検出できない微細なエラーが別のディスクに存在して再構築に失敗し、全てのデータを失うことがあり得るところです。実はRAID1の他の機械で経験済み...その時はRAID1なので助かりましたが。そうならないように、デフォルトでRAID情報の定期的チェックを有効にしたのは、メーカの賢明な判断だと思います。ユーザの方は、ぜひこのアクティブリペアを定期的にかけて下さい。(2008/4/22追記)

価格
113,000円定価(2007/12現在)
メーカー
アイオーデータ
年(代)
2007