史上最悪のウイルス

これは、2002年から2003年のかけて起こった、新型肺炎「SARS」について、当時タイム誌アジア版の編集長として香港に赴任していた著者が、その後取材を重ねて著したノンフィクションです。

綿密な取材の下に、パンデミックが起こっていく過程を生々しく紙上に再現しています。

もし、中国ではなく日本で、何かきっかけとなる感染が起こったとき、大流行に至らずにその感染を封じ込めることができるのか、を考えると、それはどうだろうか、と考え込んでしまいます。もちろん、どんな対策を取っていても、未知の病原体による感染の流行を食い止められる保証は、そもそも科学的に存在しないわけですが。



・・・などど書いたものの、ちゃんと読む暇がなさそうで困っています・・・。ちゃんと読んだら書き直すということで許してください（誰に？）

価格

上・下各1,800円（税別）

ISBN

978-4-16-368790-2商品を見る

メーカー

文藝春秋

年(代)

2007

人名

カール・タロウ・グリーンフェルド著、山田耕介訳

原題

China Syndrome