アップル マジックトラックパッド
私がメインに使っているMacは長らくノート型なのですが、内蔵トラックパッドがモデルチェンジ毎に使いやすくなってきたのを実感しています。最初は二本指によるコンテクストメニュー（Windowsの右クリックですね）に始まり、誤認識が少なくなり、パッドが広くなって、三本指など様々なジェスチャーが追加されてゆき、マウスでできることを超えたように思います。ノート型でアップルのトラックパッドに慣れると、他のメーカーどころか、Macのデスクトップのキーボード＋マウスの構成すら苦痛になります。そのため、トラックパッド付きワイヤレスキーボードが欲しいというkwを作ったこともあります。
昨日ついに発表されたMagic TrackPadは、これまでノートで培ってきた技術を投入したトラックパッドの単体製品です。
ワイヤレスキーボードと同じ奥行きですので、現在のノート型内蔵のものよりもパッド面積が大きいです。現在iMacに標準付属のキーボードがテンキー無しなのは、これを丁度横に並べて使うようにするためではないか、と今更ながらに思います。左右どちらにも置けますし。（Macintosh Portableのトラックボールの様ですね）
マウスはホイールが付いたりボタンを増やしたりして進化してきましたが、これらはおまけが増えてきたようなもので、本質的な使いやすさを向上させたものではないように思います。絵を描くような場合には、ペンタブ、マウス、トラックボールなどなどその人にとって使いやすい画材があるのだと思いますが、一般的なパソコンの使い方ではマウスかトラックパッドかの二択であり、Appleはノート型を実験場にしてトラックパッドの本質的な使いやすさを地道に改善させてきた様に思います。
私はMagic Trackpad一体型のキーボードもまだあきらめてはいませんが（笑）、まずは、純正のMagic TrackPadを試してみようと思います。
１点だけ注意すべきことは、MacOSX 10.6.4が必要だということです。常に環境を最新にしなければ、新しい技術を試すことができないのもAppleユーザーの宿命か。アプリケーションの関係でメインマシンはまだSnow Leopardにしていないんですよね。
2010.7.29.追記、届きました。日記の方に少しだけ書きました。
- 価格
- ¥6,800
- メーカー
- Apple
- 年(代)
- 2010年7月
