個人情報入力型おもしろサイトに関する一抹の不安

オンライン占いサイトというのは、インターネットが広がり始めた昔からたくさんありました。入力フォームを作ってその結果を表示する、という仕組みを作ることは、HTML/web site作成の入門として手ごろで、しかも訪問者に喜んでもらえる、よき練習課題です。
ただし、入力フォームを作った人にもし悪意があれば、手っ取り早い個人情報収集法として有用であるなぁ、という危惧もないわけでなく、そういう警鐘もなされてきていました。

そして時代は流れ、いまや誰でも簡単にブログなどで情報を発信できる時代になりました。脳内メーカのブームはなかなか収まりませんが、関心空間を含めあちこちに結果が貼り付けられています。脳内メーカの場合は、名前を入れたその結果を名前ごと表示しているので、問題になることはないでしょう。しかし、これをまねてもっと面白いものが作られ、個人情報を入力させて表示される結果を自分のブログにみんなが貼り付け、ある時、そのアルゴリズムが推測されて、貼り付けられた結果から入力した個人情報が判明するとしたら...？　

脳内メーカはそういう心配はないでしょうし（そもそも入力した名前が画像の一部として出力されている）、脳内メーカが危険と言っているのではありません。あくまでも将来起こってもおかしくはない、未知の脅威を想像しての独り言です。

＃やな時代になったものです。私は心配性？