奈良の鹿愛護会

奈良公園付近で鹿がのんびりしていたり、鹿せんべいを買った観光客に鹿がおねだりをしている姿は、奈良らしさを感じる光景の一つです。この鹿は、昔から奈良に住み着き、神のお使いとして崇められ、また、親しまれてきた野生動物であり、国の天然記念物です。

財団法人奈良の鹿愛護会は、この鹿を守るための会です。怪我をしたり病気になったシカを収容して治療したり、死亡した鹿の死因を調べたり、これらの保護対象の鹿の収容施設である鹿苑を運営しています。鹿せんべいは、この会の登録商標で、売上は鹿の保護に役立てられています。また、秋には鹿苑の中で角切りも行われ、多くの観光客が訪れます。

しかし近年財政難が深刻で、また鹿苑の施設の老朽化が激しく、一時は本年の角切りの実施も危ぶまれた程です。抜本的な改修が必要ですが、財政基盤が一番大きな問題です。

ぜひ、奈良へ観光に訪れ、そして、もしよろしければ、会の活動にもご協力下さい。

会のweb pageには、様々な鹿情報が載っています。

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2007年の角きりは、10月6日（土）～8日（祝）に行われます。
詳細は、こちらのページで。http://www.naradeer.com/event01.htm

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地域

奈良

住所

奈良市春日野町160

電話番号

0742-22-2388

団体名

財団法人奈良の鹿愛護会